整形外科
整形外科とは
体の根幹となる骨や関節、それを取り囲む腱や筋肉、さらにこれらを支配する神経といった運動器系統の機能障害であったり形状変化を、問診や視診・触診のほか、必要な場合は各種検査(レントゲン撮影や超音波検査など)をするなどして総合的に診断し、その予防・治療を行います。
主に日常的によく起きるとされる、肩こり、腰痛、膝痛、手足のしびれ、神経痛などの症状を訴えて来院される患者様が多いですが、その他の運動器での痛みや違和感につきましても遠慮なくご相談ください。当院は、速やかに正しい診断に達することに努めながら初期診療(プライマリ・ケア)を行い、必要があれば、適切な医療機関へのご紹介をいたします。
整形外科「かかりつけ医」として
当院は、地域にお勤め・お住まいの皆様の整形外科「かかりつけ医」として、患者さんの信頼にお応えしていきたいと考えております。当院長は堺市で生まれ育ち、大阪大学医局を出た後は一貫して関西の病院の勤務医として診療に従事してきました。
地域医療により貢献したいと言う思いもあり「病診連携」というネットワークを積極的に活用しております。病診連携とは簡単に言えば、病院と診療所(クリニック)お互いの長所をより生かせる制度です。例えば、ある患者様を診察し、入院加療が必要と判断した場合、提携先の大学病院などへスムーズな受け入れが可能となります。このように軽症でも重症でも速やかな対応ができるようになります。
当院は地元の皆様に末永く通っていただけるよう、体のちょっとした異変についても患者様が遠慮せず話せる環境づくりを院長はじめスタッフ一同が共有しております。また、整形外科は新生児から高齢者まで幅広い年齢層の方を対象としていることから、親子3世代が安心して通えるアットホームな雰囲気を大切にしていますので、お気軽にご来院ください。
こんな症状はご相談ください
- 肩や首が凝る
- 腕が上がらない
- 首、肩、腕、肘、手などが痛む
- 腰、股関節、膝、足、背中などが痛む
- ぎっくり腰を起こした
- むち打ち症になった
- 手や足などがしびれる
- 手指がこわばる
- 指を伸ばす時に引っ掛かる
- 突き指をした
- 捻挫、骨折、打撲、脱臼をした
- 切り傷、すり傷、やけどなどの外傷を負った
- スポーツ中にけがをした など
症状別にみる整形外科領域の代表的疾患
よく見られる症状 | 考えられる主な疾患 |
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首の痛み、肩のこり | 頸椎症、寝違え、むち打ち症、頸椎症性神経根症、頸椎椎間板ヘルニア、頸肩腕症候群 |
肩の痛み | 五十(四十)肩(肩関節周囲炎)、肩腱板損傷 |
腰の痛み | 腰痛、ぎっくり腰、腰椎椎間板ヘルニア、変形性腰椎症、腰部脊柱管狭窄症、胸・腰椎圧迫骨折、腰椎分離・すべり症、坐骨神経痛、骨粗しょう症 |
足の痛み | 足底筋膜炎、扁平足、アキレス腱断裂 |
足指の痛み | 外反母趾、巻き爪(陥入爪)、痛風 |
肘の痛み | 上腕骨外側(内側)上顆炎(テニス肘、野球肘など)、肘内障、肘部管症候群、変形性肘関節症、離断性骨軟骨炎 |
膝の痛み | 変形性膝関節症、靭帯損傷、半月板損傷、オスグッド病(小児)、関節水腫、関節ねずみ(関節内遊離体) |
すねの痛み | シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎) |
手・手首の痛み | 手根管症候群、関節リウマチ、腱鞘炎、手指変形性関節症 |
指の痛み | ばね指、突き指、デュピュイトラン拘縮、ヘバーデン結節 |
ももの付け根の痛み | 変形性股関節症、単純性股関節炎 |
手のしびれ | 頸椎椎間板ヘルニア、手根管症候群 |
足のしびれ | 腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、慢性閉塞性動脈硬化症(ASO) |