関節再生医療
関節再生医療とは
関節内に細胞修復成分を直接注入し、関節の修復を促すことで痛みやこわばりの改善を目指す療法です。
ヒアルロン酸などを注入する「保存療法」と、骨切り術や人口関節置換術などの「手術」の中間に位置する治療で、注射により関節内部からの治癒を促します。
代表的な治療は「PRP療法」です。
PRP療法とは
血液に含まれる血小板は止血作用以外にも、損傷した傷口の修復を促す働きがあります。
この血小板の働きを利用して、血液から濃縮された血小板(PRP)を取り出し、患部に注射することで損傷した部位を内側からの修復を促進させる治療がPRP療法です。
主にスポーツ外傷や変形性膝関節症に効果があり、プロアスリートを中心に注目を集めています。
再生因子注入療法リペアニーズ
再生因子注入療法リペアニーズとはPRP療法をさらに発展させた治療で、精製したPRPを濃縮・活性化を行います。 さらに炎症の原因にもなる細胞の残りを全て丁寧に取り除く事で、PRP療法以上の安全性と有効性が期待できる治療です。
治療有効率
リペアニーズの治療を受けた直近180名様の治療効果を計測したところ、
- 投与1ヶ月後に約90%の方が痛みの軽減を実感
- 約60%の方でひざの状態改善を確認
リペアニーズの治療の流れ
- ①問診後、採血を行います。
- ②血液は国内の細胞加工センターに送り、約3週間かけて再生因子濃縮液として精製されます。
- ③その後、戻ってきた再生因子濃縮液を痛みのある患部に注射します。
- ④注射後はすぐに帰宅でき、普段と同じ生活が可能です。